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2015年全国硕士研究生入学考试日语真题

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   Ⅰ.基礎知識(20点)


  次の文章を読んで、1?20の問いに答えなさい。答えは選択肢[A] [B] [C] [D]からもっとも適切なものを1つ選びなさい。


  電車の中でうとうとしていたので、半分夢を見ているような感じだった。駅の名を聞いて、慌てて降りた。???は冬の厳しい空気( 1 )張りつめた感じがしていた。( 2 )をしっかりと巻き直して改札を出た。


  ????に乗って宿に行ってほしいと告げたら、運転手さんは場所が分からないと 言った。新しい小さな宿だし、だいたいの住所で降ろして( 3 )ことにした。


  まわりは畑ばかりで、遠くになだらな山が見えた。宿を示す小さな看板を見つけて、私はその指示( 4 )、細い坂道を登って行った。


  寒さにも慣れてきて、きれいな空気を嬉しく思った。次第に目が覚めてきて、うっすらと汗さえ( 5 )いたその時、私は前方に知っている誰かの気配を感じた。


  家の前の道路に???(芦荟)がはみ出して困ったね、という話題が出たのは、去


  年の冬のことだった。


  父も母も私も、妹が300円で買ってきて庭に植える所がないからと玄関脇に植えた


  ???のことなど、すっかり忘れていた。雑誌か何かの影響を受けて、???は万能だ!だから飲むとか、傷口( 6 )貼るとか、しきりし言っていた妹もすぐにその???熱から冷めて、世話( 7 )しなくなった。しかし、水もろくにやらず、陽当たりもそれほどよくなかったのに、???は育っていった。育ちすぎて、気づいたら木のようになり、道に大きくはみ出し、さらに気色悪い形をした真っ赤な花( 8 )咲かせていた。(中略)


  その時のことをよく覚えている。生まれ育った家の小さな?????を父と妹と私は


  囲んでいた。いつもの夕方が始まろうとしていた。


  私と妹が幼い頃、うちではみんなそこでいろいろなことをした。??????の袋に入っ


  た母の下着と、今晩のおかずになる干物がいっしょに載っていたりした。二日酔いの父


  がそこに突っ伏して寝ているることもあったし、中学生で初めて失恋した妹が???を


  一気に飲み、酔っぱらって椅子からずり落ちて( 9 )こともあった。あの小さい四角が


  家族の象徴だった。妹は最近嫁に行って家を出ているし、?????はそこにあるが、家族全員がそこに集うことは( 10 )。母がそこでIVを見ながら編み物をしていることが多い。風景はそうやって変わっていく。


  ???は陽を受けて、私に何か言いたそうにしているように思えた。刺々した肉厚の葉を冬の空に高く広げ、重なり合い、いくつもの赤くごつごつした花を奇妙に咲かせて、生きている喜びを伝えようとしていた。???の愛情に包まれて、私は陽の光の中で温められているような気がした。そうか、こうやってつながりができていくのか、もう???は私にとってどこで見ても見るたびに温かいものや優しいものにつながっていく。(中略)


  昔はその刺々を憎らしく思い、日焼けの時にしか使わないのにとぞんざいに扱って きたその葉に、私は手袋を外して( 11 )触れた。人と握手をしたあとのように元気を出して、私は山道を登っていった。


  (1)~(11)に入れるのにもっとも適切なものはどれか。


  1. [A]は     [B]が      [C]を      [D]で


  2. [A] ???   [B]???    [C]????   [D]????


  3. [A]やる    [B]あげる    [C]もらう    [D]くれる


  4. [A]に伴って  [B]にわたって  [C]に基づいて  [D]にしたがって


  5. [A]かいて   [B]かけて    [C]ついて    [D]つけて


  6. [A]で     [B]に      [C]を      [D]と


  7. [A] こそ    [B]しか     [C]すら     [D]だけ


  8. [A]ずつ    [B]まで     [C]きり     [D]ほど


  9. [A]頭を打った [B]頭を下げた  [C]頭を殴った  [D]頭を冷やした


  10.[A]さらに   [B]べつに    [C]かってに   [D]めったに


  11.[A]そっと   [B]ぱっと    [C]はっと    [D]ぐっと


  12.文中の?誰かの気配を感じた?の意味に当たるものはどれか。


  [A]誰かがいるように感じた。     [B]誰もいないような気がした。


  [C]他人に気を配るようになった。   [D]他人のことを心配するようになった。


  13.文中?300円で?の?で?と同じ使い方のものはどれか。


  [A]台風で新幹線や電車が止まっています。


  [B]入学式は大学の体育館で行われる予定です。


  [C]この鉢植えは???????で作られたものです。


  [D]これは???のことだから、みんなで一緒にやりましょう。


  14.文中?よく覚えている?の?よく?と同じ使い方のものはどれか。


  [A]この辺りは夏になると、よく雨が降っているんだよ。


  [B]よく調べた結果、私が間違っていることが分かった。


  [C]年を取ったので、よく忘れ物をするようになっている。


  [D]あなた、よく人を傷つけるようなことを平気で言えるもんだね。


  15.文中の?夕方が始まろうとしていた?の解釈として、適切なものはどれか。


  [A]すでに夕方になったころ


  [B]いよいよ夕方が始まるころ


  [C]夕方からかなり時間が経ていたころ


  [D]すっかり夕方になってしまったころ


  16.文中?寝ていることもあったし?の?し?と同じ使い方のものはどれか。


  [A]この店の寿司は安いし、おいしい。


  [B]もう疲れたし、ここまでにしましよう。


  [C]?????ももらったし、海外旅行にでも行こうか。


  [D]結婚したばかりだし、子供のことはまだ考えていない。


  17.文中?温められている?の?(ら)れる?と同じ使い方のものはどれか。


  [A]そんな難しい問題は中学生の私には答えられない。


  [B]成人の日、家族から祝福されながら過ごしました。


  [C]お二人で暖かい家庭を築かれ、幸せになってください。


  [D]倒れた家屋や木々などから、台風の凄まじさが目に浮かばれる。


  18.文中?人と握手をしたあとのように?の?ように?と同じ使い方のものはどれか。


  [A]交通安全から家族を守ってくれるように祈りました。


  [B]日本人の参加者にもわかるように発表は日本語を使ってください。


  [C]東京のように各国の人々が住む都市では、いろいろな料理が味わえます。


  [D]駅前で2時間も待たされている彼は、まるで銅像のようになっています。


  19.文中の?宿?の読み方はどれか。


  [A]じく     [B]じゅく    [C]やど [D]みなと


  20.文中?包まれて?の?包?の読み方はどれか。


  [A]たた     [B]ふく    [C]つつ     [D]にら


  Ⅱ.読解(55点)


  A.次の文章の[一][?][三][四]を読んで、21?40の問いに答えなさい。答えは選択肢[A] [B] [C] [D]からもっとも適切なものを1つ選びなさい。


  (2 点×20=40 点)


  [一]


  人はよく若い時の失敗を口にする。しかし若さゆえの失敗というものは、一般に一種の微笑をもって回想されるものである。自分の力量や才能を顧みることなしに、あとから考えるとその無謀さに呆れかえるような仕事に手を出したことを、あるいは、周囲の人々の思惑を全く無視して、人々に心配やら迷惑をかけたであろうようなことを強行したことを、半ば後悔の気持ちで、しかし一方では純真であった若い日の自分の姿に半ば誇らしい気持ちを感じながら、?全く若気のあやまちでした?と人々は告白するのである。


  このような、告白することにむしろ一種の快感を覚えるような思い出は、たとえそれが失敗や過去の追憶であっても、そのような思い出を多く持つことは青春時代の充実ぶりを示すものであって、これを悔恨という言葉をもって呼ぶのはふさわしくないであろう。


  若い人々を戒める言葉として、?少年老い易く学成り難し』という忠告を私たちは昔から繰り返し聞かされてきた。これは幾度繰り返されても十分とは言えないほど、正しい賢い忠告である。人間がもって生まれた才能などというものは結局大した差はないのであって、当人の終始変わらない努力と勉強が最後にものをいうのである。


  他人のやることを眺めて、あれぐらいなことはいつでも自分がやれる自信があると思っているうちに、実践によって本当に学ぶことができ、自分の仕事をたとえ少しずつでも確実に積み重ねていった相手から、いつのまにか遠く引き離されてしまうのである。若い時分には、自分の能力に無限の可能性があるような錯覚に陥りやすいが、私たちの能力には一定の限度があり、しかもそれは人によってたいした差異がないことはもちろん、その能力も実際に試してみないことには、果たしてどの程度のものであるかも全く分かりはしないのである。


  青春時代に自分の力量を出し切らなかった思い出ほど後味の悪いものはないのであって、その悔恨は一生私たちを苦しめるのである。それに比べれば若気のあやまちの思い出の方が遥かに楽しいと言わなければならない。青年の老い易いということ、従って、感覚も鋭敏で肉体も丈夫な時代に、自分の力量の養いになるものをできるだけ豊富に取り入れるということは、青春時代の最も大切な心がけである。


  21.文中に?むしろ一種の快感を覚える丨とあるが、それはなぜか。


  [A]青春時代に自分の力量や才能を周囲の人々に十分示したから


  [B]若い日の自分の純真な姿に誇らしい気持ちが感じられるから


  [C]自分の才能や若い日の強い姿が周囲の人々に高く評価されたから


  [D]力が足らなくても仕事を強行した自分の青春に全く遺憾がないから


  22.?他人のやることを』で始まる第四段落は、?若い人々を戒める?で始まる第三段


  落に対しての関係はどれか。


  [A]第三段落の内容を受けて説明している。


  [B]第三段落の内容を受けて結論を示している。


  [C]段落の内容に対して反論を示している。


  [D]第三段落の内容を離れて話題を転換している。


  23.文中の?それ?は、何を指すか。


  [A]自分の錯覚


  [B]私たちの自信


  [C]私たちの能力


  [D]相手との差異


  24.文中の?その悔恨?は、なぜ生じたのか。


  [A]青春時代に自分の力量を事実以上に信じたから


  [B]青春時代に自分の力量を出し切らなかったから


  [C]青春時代に自分の鋭敏さを十分に発揮しなかったから


  [D]青春時代に自分の能力を周りの人々に誇りすぎたから


  25.文章の内容に合っているものはどれか。


  [A]?少年老い易く学成り難し?という忠告を若い頃にたまに聞かされた。


  [B]人間の一生は、普通もって生まれた才能によって幸か不幸を決められる。


  [C]若気のあやまちは、半ば後悔半ば誇らしい気持ちで回想されるものである。


  [D]青春時代に自分の力量の養いになるものを取り入れないものは一人もいない。


  [?]


  ふとしたことから、五線紙の上に音符を書いたり消したりしなければならないことになり、ほんとうにひさしぶりで鉛筆を削ることになりました。何十年かぶりに机の引き出しの奥から出てきた???は、なんとなくよそ行きの顔をしていましたが、すぐに私の手に馴染んでくれて、その感触は、戰後まもなく、やっと手に入れた????の鉛筆を削った時のことを思い出させてくれました。それから、半世紀あまり、いまや国産の鉛筆や消し???は世界一の性能を誇るまでになりましたが、現代の私たちの日常生活を支えている筆記用具の主流は???????です。実用性能から見れば、???????や??????の????には計り知れないものがありますが、それまでも万年筆の???先や鉛筆がもつしなやかな弾力感には魅力を感じています。考えてみれば、何事も??????と効率優先の現代においては、あらゆるものが道具というより、用具になってしまっているようです。筆記用具といえば、書き味ということよりも、物理的に書くという機能を最優先して、行き着くところは、使い捨てという????です。


  ところで、今、私が使っている腕時計は40数年前に購入した昔ながらの発条時計、そろそろ分解掃除の時期になったので、先日、今では数少なくなった発条時計の修理ができる職人さんのところに行ったときのことです。時計を預けてから、売り場の間をすり抜けながら??????????まで歩いて、何気なく時計売り場の方を振り返ると、そこには、さきほどの職人さんが、私の姿を追うように立ったまま見送っていました。それは、私の歩き方のくせを観察することによって、使用者に合わせた調整をするためだったと後で聞いてびっくり、なるほど、これが一流職人魂というものかと感動しました。水晶の物理的振動を利用することによって、使い手のくせなどには影響されず、ひたすら正確な時を無機的に刻み続ける次代の????時計(石英表)とは対照的な風景でした。


  ???であれ、自動があれ、あるいは鉛筆であっても、それらの役目が与えられた機能を果たすことだけにとどまらず、それを使うこと自体が、そのまま?愛でる? ということにつながった時、用具は道具になるといってもいいでしょう。この忙しい時代にあって、?愛でる?という感覚だけで物品を使用していては、時代の????についていけないのは当然ですが、たまには特急よりも各駅停車のように、時を少しだけ止めて、沿線の風景を眺めてみることも必要かもしれません。


  ??先でも鈴筆でも、磨耗するということは、成熟への?????であると同時に終焉へ向かう?????でもあります。だからこそ、この相反する性質が共存しているあらゆる瞬間が意味をもつのでしょう。人生でいえば、それぞれの年代には、その時にしかない意味とすばらしさがあるということです。


  26.文中に?なんとなくよそ行きの顔をしていました?とあるが、筆者がそう感じた理由はどれか。


  [A]長い間使わなかった???を久しぶりに手に取ったから


  [B]長い間使わずに置いた???はなかなか見つからなかったから


  [C]長い間手に取らなかった???の使い方が分からなくなったから


  [D]何十年かぶりに使かった???は鉛筆をよく削らなくなったから


  27.文中に?あらゆるものが道具……用具になってしまっている丨とあるが、?道具?と?用具?の違いはどこにあるか。


  [A]道具は物理的な効率を優先するものだが、用具は実用性だけしか重視しないものである。


  [B]用具は機能のみを重視するのに対し、道具は機能だけでなく、使い続けることに意味がある。


  [C]用具は長く使い続けられるものだが、道具は壊れやすいので長く使い続けられるものではない。


  [D]道具は半世紀あまり使われていたものだが、用具は私たちの日常生活に現れたばかりのものである。


  28.文中の?それ?は、何を指すか。


  [A]私が何気なく時計売り場の方を振り返ったこと


  [B]職人さんが私の姿を追うように見送っていたこと


  [C]職人さんが自分の店で発条時計を修理してくれたこと


  [D]私が売り場の間をすり抜けて???????まで歩いたこと


  29.文中の?対照的な風景?とは、どんなことを言っているか。


  [A]私の姿を追うように見送っている職人さんの身振りと、時間を正確に刻み続ける????時計の動き


  [B]使用者に合わせて発条時計の調整を図ろうとする職人魂と、????時計の無機的な刻み方の冷たさ


  [C]使用者を見送りながらその歩き方を観察する職人と、何気なく時計売り場の方を振り返った発条時計の使用者


  [D]定期的に修理をしないと正確に動かない発条時計と、定期的に修理しなくても正確に時間を刻み続ける????時計


  30.文中に?この相反する性質が……意味をもつ?とあるが、その説明として、筆者の考えに合っているものはどれか。


  [A]若者には若者の、熟年者には熟年者の満ち足りた人生を送ることのできる可能性があること


  [B]あらゆる事柄には相反する部分があり、その調和を試みるところに人間の創造力が発揮されること


  [C]常に性能や??????を追求するよりも、時には余裕を持って全体を見渡してみることが大切であること


  [D]実用性能の点で劣っている道具にも、人間の創造力を刺激するという観点から見れば????の性質があること。


  [三]


  馬車の中にはお婆さんが五人居眠りしていた。馬は海の鴎を追うかのように走った。


  馭者の勘三は馬を大変愛している。そのうえ、八人乗りの馬車を持っているのは、この街道で勘三一人だ。また彼はいつも自分の馬車を街道の馬車のうちで一番きれいにしておくほどの神経質だ。坂道へさしかかると彼は馬のために馭者台からひらりと下りてやる。また彼は馭者台に座っていても馬車の揺れ具合で、子供が馬車の後ろにぶら下がったことを感づけるので、ひらりと身軽に飛び降りて子供の頭をごつんと殴った。だから街道の子供たちは勘三の馬車に一番目をつけているが、また一番恐れている。


  (?)今日はどうしても子供が捕まらないのだ。つまり猿のように馬車の後ろにぶら下がっている現行犯を取り押さえることができないのだ。


  彼はまた馭者台を飛び下りてみた。これで三度目だ。十二三の少女が頬を真赤に上気させてすたすた歩いている。肩で刻むように息をしながら目がきらきら光っている。しかし少女は靴を履いていない。勘三がじっと少女を睨みつける。彼女は横の海に目をそらして、たったったと馬車を追ってくる。


  ?????


  勘三は舌打ちして馭者台に帰った。ついぞ見慣れない高貴に美しい少女は海岸の別荘にでも来ているのだろうと思って勘三は少し遠慮していたのだが、三度も飛び下りてつかまらないから腹が立ったのだ。もう一里もこの少女は馬車にぶら下がって来ているのだった。それが憎らしいばかりに勘三は大変愛する馬を鞭打ってさえ走ったのだった。


  馬車が小さい村に入った。勘三は高らかに????を吹いてますます走っている。後ろを振り返ると、少女が胸を張り断髪を振り乱しながら走っている。片一方の靴下を手にぶら下げている。


  間もなく少女が馬車に吸い付いたらしい。勘三は馭者台の後ろの????越しに振り返ると、少女の身を縮める気配が感じられた。しかし勘三が四度目に飛び下りた時には、もう少女は馬車から身を離れて歩いている。


  ?おい、どこへいくんだ?


  少女は俯いて黙っている。


  ?港までぶら下がってくるつもりか?


  やはり少女は黙っている。


  ?港か?


  少女は頷いた。


  ?おい、足を見な、足を。血が出ているじゃないか。お前さん、剛毅じゃな。?


  さすが勘三は眉を顰めた。


  ?乗せて行ってやるよ。頼むから、中へ乗ってくるんだ。そこへぶら下がると馬が重いからよ。?


  そう言って馬車の扉を開いてやった。


  しばらくして勘三が馭者台から振り向いてみると、少女は馬車の扉に挟まれた洋服の裾を取ろうともせず、さっきの勝気な顔色は消えてしまって、静かに恥ずかしがって項垂れていた。


  31.勘三が馬車の後ろにぶら下がった子供の?頭をごつんと殴った丨のはなぜか。


  [A]愛馬の負担を必要以上に増やそうとしないから


  [B]勘三は神経質の男で暴力を振るうのが好きだから


  [C]事前に子供たちを危険から守ってやらなければならないから


  [D]きれいにしておく馬車がよく子供たちに汚されてしまったから


  32.文中の(?)に入れるものはどれか。


  [A]そして  [B]そこで  [C]ところで  [D]ところが


  33.文中に?大変愛する馬を鞭打ってさえ走った?とあるが、それはなぜか。


  [A]何度もぶら下がった少女を捕まえられないので腹が立ったから


  [B]小さい村まで馬車をずっと追いかけてくる少女に怒りを覚えたから


  [C]別荘に住んでいながら何度も馬車にぶら下がってくる少女に怒ったから


  [D]猿のように馬車の後ろにぶら下がった子供たちを押さえられなかったから


  34.文中の?さすが勘三は眉を顰めた?から読み取れた勘三の気持ちに合うものはどれか。


  [A]馬車の後ろに乗られると馬がかわいそうだという気持ち


  [B]何度飛び下りても捕まらない少女にとてもかなわないという気持ち


  [C]足から血を出しても追いかけてくる少女に感心同情し、また心配した気持ち


  [D]胸を張り断髪を振り乱して追いかけている少女の粘り強さに感心した気持ち


  35.この文章の内容に合っているものはどれか。


  [A]街道の子供たちも少女も馭者の勘三を恐れているが、よくそのきれいな馬車に引き付けられている。


  [B]少女は馬車の後ろにぶら下がっている街道の子供たちと違い、港まで行くために馬車を追いかけている。


  [C]馬車にぶら下がっていた少女が馭者に乗せてもらったので、馭者に勝ったと思ってうれしくてたまらなかった。


  [D]馬を愛しいる勘三は、坂道へさしかかるたびに馬車の後ろにぶら下がっている子供がいるかどうかを確かめるようにしている。


  [四]


  恥ずかしいことながら、地球の形を球ではなくて、たとえばみかんのような形として理解していたわたしは、——そのことを、常識的には球形と考えられているが、それは幼稚な考えであって学問的に正確に言うと????ではなくてみかん型だという形で受け取っていたわたしは——たいへんな????を受けた。


  しかし、わたしと同じように、地球の形について学問的に正しい事実を完全に間違った形で受け取り、しかもその間違いを学問的に正確に言うという形で確信している例は、今でも案外多い。人をつかまえて聞いてみると、そろいもそろってみかん党である。中には高名の学者もある。高校生であるわたしの娘もそうであって、教科書を持ち出してわたしの言葉を否定する彼女に、間違いを——事実の間違いではなくて、事実の受け取り方の間違いを——正すためには、30年以上前の中谷博士の文章を読んで聞かせることが必要であった。


  試みに手元の?理科年表?で数字を当たってみると、??????(珠穆朗玛峰)の高さは1943年版で8882m、73年版で8848m。……そして赤道半径と極半径も、6378.3880kmと6356.9119kmから、6378.160kmと6356.775kmへとそれぞれ変わっている。これらの数字の意味や性格や根拠についてわたしは知らない。ともかく、挙げられた数値のこの変化の背後には、30年間における諸学問のたいへんな——気の遠くなるような、そして、その努力の跡の一つ一つをたどることは、我々に学問の妙味を十分楽しませてくれるであろうような——深化と協力があったに相違ない。しかしそれにもかかわらず、巧みに、そのねらいとするところからすれば極めて正確に、大ざっぱな数字を用いたこの文章の趣旨には、本質的な点では訂正を要する所がない。


  読み返しながらわたしはこういう学問の深化の跡を味わい得る能力を持ちたいと思い、それはもう手遅れであるから少なくともこれからの人には持ってほしいと心から強く思った。しかしそれにもましてわたしの関心を強く引いたは、30年前のこの文章が今でも有効に啓蒙の意味を持っているという事実、(?)、本来正確な事実であるところのものが、受け取りようによって完全に正しくない像の形成に結果する危険を持っている、という事実である。


  地球の形は完全な球ではないという真理は、教育の普及によって、30年後の今では——中学生ではなく——小学生さえにも常識になっている。しかし、その正しいはずの知識の普及は、みかん党への一億総加入という形になってはいないだろうか。恐ろしい話である。


  36.文中に?たいへんな????を受けた丨とあるが、それはなぜか。


  [A]自分の地球の形についての認識があまりにも幼稚的なものだったから


  [B]自分が不正確だと思っていた地球の形の知識は本当は正しかったから


  [C]自分の地球の形に関する知識体系が非常識だとみんなに非難されたから


  [D]自分が正確だと思つていた地球の形についての認識が間違っていたから


  37.文中の?そう?は何を指すか。


  [A]私の言ったことを否定するために、教科書を持ち出して証拠等を探していた。


  [B]私と同じようにおもしろ半分に人を捕まえて、地球の形について聞いていた。


  [C]地球の形をみかんの形として理解するのは、学問的で正確だと確信していた。


  [D]間違った受取り方を正すために、中谷博士の文章を読むべきだと思っていた。


  38.文中に?この文章の趣旨には、……訂正を要する所がない?とあるが、それはなぜか。


  [A]この文章は学問と関係のある数字を—切使用していないから


  [B]この文章はもう訂正を加える意味がないほど古くなったから


  [C]この文章は既に変化した数字に基づいた訂正が行われたから


  [D]この文章はその啓蒙の意味が今でも全く変わっていないから


  39.文中の(?)に入れるものはどれか。


  [A]そのため  [B]ところが  [C]とはいえ  [D]すなわち


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